■SNEAKY WORKS タカフミです。この度は、キュベレイ・コンペにお誘いくださいましてありがとうございました。キットとしてのキュベレイは優秀と聞いていましたが、あの独特のツヤ表現が手法を含めて苦手でしたので今まで手を出そうとは思わなかったのですが、toropenさんのお誘いのお蔭で食わず嫌いだったことが分かりました！仮組段階でキットの大きさに並々ならぬ存在感にモチベーションがアップし、シャア好きの奥様からハマーンはこれでシャア様に愛憎をぶつけたのね。キュベレイだけは好きだわ。（関西弁で）と製作コンセプトのヒントになるような言葉を頂戴しながら製作しました。 ■製作コンセプト「QUBELEY:女狂戦士」とAXISのフラッグシップMSということで開発費とストック・パーツをふんだんに使用しているだろうと言う設定にしました。右半身は、歴戦を潜り抜け尚且つ戦いに出続けることでストック・パーツが追いつかない程になり、兎に角出撃できるようにと塗装行程を省いたパーツを装着して出撃した姿です。しかし、その統一感のないカラーと貼り足されていくマーキングは、まるで狂戦士が身体に塗り手繰った化粧を思わせ、結果的に敵に恐怖と威圧を与えるのではと考えました。そして、何よりも「怨むぞ！シャア！！」「ファンネル発射！！」が裏コンセプトです。同じ女には気持ちが分かるそうです。。。（私は怨まれることなんぞ、何もしてませんが、、、ファンネル等が飛んできたことも、あったような無いような。。。） ■改修内容プロポーションの変更はありませんが、アーマーはラミネート装甲を意識して端末を段落ち設定にしています。各所の筋彫りも本来は一枚板で表現されがちなキュベレイですが、多くのパーツで構成されているように見せています。具体的な手法はHPにて紹介しています。 ■塗装コンセプトツヤは消しました。映り込むものが大きくなりすぎて自然とスケール感が無くなってしまうからです。何より1/100スケールでは、ハイライトがもっと細く沢山入るはずです。とは言ってもキュベレイは、やっぱりツヤが命だと思うのでメッキ・シルバーを多用しツヤの必要性も表現しました。ピンクは、ハマーンの髪の毛のように精力に満ちたショッキング・ピンクを表現すべく調色で蛍光レッドを多目に配合。デカールは、迫力を出す為に「はみ出す」をテーマに大きめに印刷したものを使用しています。こちらでもメッキ・シルバーを一部使用することでツヤ感を出しています。

toropen@管理人コメント
またまたすばらしい作品が届きました＾＾
タカフミさんの作品です。
タカフミ氏はオークションで活躍されているもデラーさんです。
1作品ごとにスキルが上がっていくので毎度作品を楽しみにしているんです。
さて作品ですが、
改修について

独自の設定を作品に盛り込んだ改修プランで、特に装甲の表現がすばらしいと思います。
MSがホントにあったらこんな感じになるんでしょうね＾＾
追加された筋彫りも全体的に統一感があり、情報量も膨大になっています。

塗装について

ハマ―ンのカラーが良くでています。
チョッとポップな感じですが、全体的には良くまとまっていると思います。
金属表現も随所に施されていて良いアクセントになっているんじゃないでしょうか！

デカールもオリジナルでセンスがいいですね～
次作も頑張って下さい。
今後も期待してますので！

この度はすばらしい作品を有難う御座いました！

今回、toropenさんと共同で開催しているキュベコンへの参加ありがとうございました。

作品のほうはハマーンのキュベレイとのことですが、まず最初に見て思ったことは、

「なんて迫力のある機体だろう」です。誰もがまず目に入るだろう、左右非対称のカラーリング。そして他の人とはまた違う雰囲気のあるデカール。それと細かい工作。

最後に全体を引き締めるスジ彫り。

どれをとってもタカフミさんのオリジナルティーを感じさせます。

これらの中で特に、左右非対称のカラーはしようと思っていてもなかなかできることではありません。

私も今回タカフミさんの作品を拝見し、あらためて自分の小ささを感じました。

コンペの参加大変ありがとうございました。そして製作お疲れさまでした。